中国拳法


中国では武術の目的は「看」「健身」「実用」すなわち見て美しい演武を行うこと、体を鍛えて健康になること、そして相手を殺傷できる力をつけることの3つであると考えられている。
「看」の側面を強調したものは<表演武術>。
「健身」の側面を強調したものは<太極拳>。
太極拳の愛好者は世界中に大勢いるが、多くの人が武術としてよりも健康法として行っている。



■中国武術一覧■

《北派(外家拳)》
・少林拳
・査拳
・翻子拳
・八極拳
・蟷螂拳(螳螂拳)
・鷹爪拳(鷹爪翻子拳)

《北派(内家拳)》
・太極拳
・八卦掌
・形意拳
・六合八法拳

《南派武術(南拳》)
・洪家拳
・詠春拳
・蔡莫拳
・白鶴拳
・蔡李佛家拳




■各武術・詳細■

●少林拳(しょうりんけん)
少林拳は日本では「少林寺拳法」と言われる。
しかし、現在広く知られている少林寺拳法は中国の拳術を学んだ日本人が日本で新たに創った武術であり、柔術などの日本武術の特徴を多く持ちつつ独自の技術を持つ武道であることから、中国少林寺に伝承される武術、少林拳とは異なる。

●査拳(さけん)
査拳の発祥地は中国山東省冠県と言われている。
古くからイスラム教徒の間で伝承されており、代表的な長拳類の一拳種である。

●八極拳(はっきょくけん)
八極拳の発祥地は中国河北省といわれ、古くからイスラム教徒の間で伝承されてきた。
後に漢族に伝わり、それぞれ独自の発展を遂げている。
八極拳の特徴は「崩」「撼」「突」「撃」に代表される重厚な風格があり、動作は比較的簡単に構成されている。

●太極拳(たいきょくけん)
太極拳は、河南省陳家溝の陳一族に伝わる武術を元に広まり、現在では多くの門派がある。
最も有名な五つの門派を五大太極拳と言うことがあり、それぞれ創始者の名を取って陳式、楊式、呉式、武式、孫式と呼ばれる。


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